私たちの考えていること、目指していきたいもの

芸術音楽の楽しさ、美しさをお伝えします

レッスン聴くことも、演奏することも、音楽は実に楽しいものです。

普段の生活を見渡すと、あらゆる場面に音楽が満ちています。 テレビ、インターネット、映画、学校、職場、駅、お店・・・。

どんな音楽も何らかの役割を持っています。ポップスも、ジャズも、映画音楽も、民族音楽も、 全ての音楽がそれぞれの社会で生み出され、必要とされています。

そのあらゆる音楽の中で唯一、普遍的な「芸術」として現在にあるものがクラシック音楽です。 バッハをはじめとしたバロック音楽から、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなどの古典音楽、 そして近代のドビュッシーや現代音楽まで、当時の天才によって革新的な技術と表現で世の中を動かし、時代を超えてきた作曲家の作品は、 人が音楽を創造する上での極みの域から生まれ、継承されてきた人類共通の財産です。

そんな極上の音楽が詰まっている「楽譜」はまるで宝石箱です。その宝石を手にすることは誰でもできます。でもその美しさの本質に心から共感し、 理解を深めることは誰にでもできることではありません。さらにその作品を表現して誰かに感動を伝えられたらどんなに素晴らしいでしょう。

そんな幸せな時間を作り出せるのが、クラシック音楽です。慈愛と情感に満ちた時間を持っているのが、芸術音楽の素晴らしさです。 そしてそれを奏でる美しい音色は、音楽を知るごとに生まれてくるものだと思います。

お弟子さんの秘めた情熱や唯一無二の才能を引き出したい

お子さんでも、学生さんでも、社会人の方でも、シニアの方でも、 その年齢や立場に応じた音楽との関わり方があると思います。そしてみんなが同じく考えていることは、「上手になりたい」 ということと、「楽しく演奏したい」ということではないでしょうか。

回り道する事なく真っ直ぐ正しい道を示してあげられることと、練習やレッスンにストレスを感じることなく、 自発的に音楽を生活に溶け込ませ、日常生活の光となること、 それが指導する上で何より大事だと考えております。

合わせて、もしもあなたが自分の志した芸事を少しでも極め、 できるだけ夢に近づきたいと願うのであれば、「時間」は必要ですし、「努力」の量がそれを加速させます。 自分の潜在的な才能を見出し、情熱を持ち続けられたら、音楽へ向かわせる「時間」と「努力」が惜しみのないものになっていき、 もっと楽しくなります。


良い趣味と正しい価値観を育てる

ロベルト・シューマンが、≪幻想曲≫(op.17) 第1楽章のエピグラフに引用した、 フリードリヒ・シュレーゲル(Friedrich von Schlegel / 1772-1829)の16行詩「茂み」(Die Gebüsche)の最後の一連を紹介します。

Durch alle Töne tönet
Im bunten Erdentraum
Ein leiser Ton gezogen,
Für den, der heimlich lauschet.

色とりどりの大地の夢のなか
あらゆる音をつらぬいて
ある微かな音が聞こえてくる
ひそかに耳をすます人のために

シューマンは、この詩を自らの作品に引用し、音楽の神秘性、芸術の尊さを伝えています。本当の芸術というのは万人にわかるものではないみたいです。 本当に価値のある音は、自ら耳を澄まして聴こうとする人にだけ聴こえてくるのです。 音楽のレッスンを通じて良い趣味と正しい価値観を育み、自らを自由に表現してほしい。音楽を学ぶことはそのままより良く生きることに通じるのだと思います。